8日午前、ハノイで、ベトナムのグエン・スアン・フック首相とラオスのトンルン・シスリット首相の主催の下、両国政府合同委員会第39回会議が行われました。
この会議は2016年におけるベトナム・ラオス協力計画に関する合意書の実施状況を評価すると共に、2017年の行動計画を討議するためのものです。会議で、フック首相は、「両国首相が両国政府合同委員会会議を主催するのは今回が初めてで、これは両国の合意書の実施に有利な条件を作り出す」としました。
また、「2017年、両国は外交関係樹立55周年、及び、友好条約締結40周年を記念する」と明らかにしました。フック首相は次のように語りました。
(テープ)
「この会議に参加している両国の代表団がこれまでの協力関係を具体的かつ客観的に評価した上で、効果的な対策を打ち出し、両国間の協力関係をさらに発展させていくために知恵を絞るよう提案します。ご存知のように、ベトナムとラオスとの関係が世界でも唯一無二のものであることから、我々は今後も、その関係の維持、発展に全力を尽くしていきます。」
一方、ラオスのトンルン・シスリット首相は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムが経済、国防・安全保障、人材開発、外交などの分野で達成してきた成果を高く評価しています。これは国際社会におけるベトナムの地位向上に大きく寄与しています。今回の会議で、両国は協力関係だけでなく、両国間の投資活動を強化するための措置を提出します。今回の会議が成功すると確信しています。」