6日、ベトナム最南端カマウ市で、グエン・スアン・フック首相の主催のもと、エビ生産部門の発展に関する会議が行われました。これは、ベトナム産エビの競争力の向上方法を討議するためのものです。
会議では、2020年をめどにエビ輸出額を45億ドルに、そして、2030年をめどに100億ドルにするという目標が設置されましたが、これに関し、フック首相は次のように語りました。
(テープ)
「2025年をめどに、エビ輸出額は100億ドルを突破し、そして、エビ生産部門はベトナム農業の柱となる必要があると思っています。エビ生産部門がこれを支持することを望んでいます。現在、エビ生産量は1ヘクタールに当たり250~300キロにとどまっていますが、ハイテクの導入により、倍増する可能性があると信じています。」
このように語ったフック首相は、「エビ生産部門は、第4次産業革命や、バイオテクノロジー、自動化、ハイテクなどのメリットを活用し、生産のバリューチェーンづくりや、飼料供給源の確保、新加工技術の導入、トレードマークづくり、包装技術の質的向上などに力を入れる必要がある」と訴えた上で、「政府は、エビ生産・加工・輸出の促進のために直接解決する」と確約しました。