ベトナムの世界遺産に関するシンポジウム、東京で開催
(VOVWORLD) - ベトナムと日本の世界遺産は両国の観光部門の発展に貢献していると評価されています。
8日、東京都内で、在日本ベトナム大使館はユネスコ世界遺産研究所と連携して、ベトナムの世界遺産に関するシンポジウムを行いました。席上、ブ・ホン・ナム大使はベトナムと日本の文化における類似点を強調しました。
ナム大使によりますと、ユネスコの世界遺産リストに登録されたベトナムのホイアン旧市街は16世紀から、日本文化を影響を受け、両国間の経済・貿易活動が始まった場所とみられています。ベトナム旅行をする日本人観光客のおよそ70%はホイアン旧市街を訪れるということです。
一方、日本側の代表は、「今年7月に日本を訪れたベトナム人観光客数がおよそ4万1000人に達し、前年同期と比べ22%増加した」と明らかにするとともに、「両国の世界遺産は観光部門の発展に貢献していく」との確信を表明しました。