ゴールデングローブ科学技術賞は、35歳以下の優秀な若手研究者を表彰する制度で、毎年最大10名が選ばれます。対象分野は、情報技術・デジタル化・自動化、医療・製薬、バイオテクノロジー、環境、新素材の5分野です。

今年の受賞者は、情報技術・デジタル化・自動化分野から3名、医療・製薬分野から1名、バイオテクノロジー分野から1名、環境分野から2名、新素材分野から3名が選出されました。受賞者には「創造的青年」バッジとゴールデングローブ杯、認定証のほか、賞金2000万ドン（約12万円）が贈られました。

ホーチミン共産青年同盟中央委員会書記で、ベトナム学生協会会長も務めるグエン・ミン・チエット氏は「受賞者たちは、研究への情熱と創造性、そして新たな挑戦への意欲を持つベトナムの若い世代の象徴となっている」と評価しました。

また、科学技術分野で活躍する女子学生の支援と、創造的な学習活動の促進を目的とした女子学生科学技術賞では、今年20名の学生が表彰されました。同賞はホーチミン共産青年同盟中央委員会と科学技術省が共同で実施しています。