世界各国の人々が同じ日の同じ時刻に電気を消すアクションを通じて、「地球の環境を守りたい」という思いをわかちあうイベント「アースアワー2017」が172カ国のおよそ7千の都市で、25日夜8時半から9時半まで行われました。

 ベトナムでは「アースアワー2017」に応えて、「電気の灯りを消して未来をつける」をテーマに、63の省と市で、25日の夜8時半から一時間に一斉に電気の灯りを消しました。商工省のチャン・トゥアン・アイン大臣は次のように語りました。

 (テープ)　

「このイベントは世界各国に繰り広げられています。ベトナムでは2009年から、商工省はこのイベントを開始しました。開始当時、６つの地方しか参加しませんでしたが、現在は63の省と市で行われ、企業、住民、若者が積極的に参加しています。これは有意義なイベントであり、エネルギーの節約への社会共同体の認識向上に貢献しています。」

ハノイ工科大学の一年生ファム・ミン・ホアンさんは次のように話しています。

 （テープ）　

 「『アースアワー』は若者の参加を引き付けています。1時間に電気を消すのは簡単な行動ですが、人々に燃料、エネルギーの節約や環境保全への認識を芽生えさせることができるでしょう。」