5日、ハノイで、ベトナム商工省は、「電気の灯りを消して未来をつける」をテーマとしたベトナムのアースアワー2017の概要を発表しました。
これによりますと、ベトナム全国の63の省と市で、3月25日の夜8時半から9時半まで、一斉に電気の灯りを消すことになります。それと同時に、数千人のボランティアたちは地球の環境保護に対する人々の認識を高めるため、交流会や文芸公演など様々な活動を行うとしています。そのボランティアの一人ホアン・コン・ミンさんは次のように話しています。
(テープ)
「アースアワーに参加するのは今回が初めてです。このイベントは、エネルギーの使用量の削減に役立ち、環境保護につながるものです。また、イベントに参加することによって、エネルギー節約と環境保護を目指している人たちとの人脈を作れると思います。」
アースアワーがベトナムで行われるのは今年が9回目です。2016年のアースアワーで節約できた消費電力量は45万キロワット時以上で、2009年の3倍となりました。ベトナム商工省科学技術・エネルギー節約局のチン・クォック・ヴ局長は次のように語りました。
(テープ)
「1時間のアースアワーで節約できる消費電力量はこのイベントへの社会全体の参加を示しています。今年、より多くの人が参加することを期待しています。しかし、アースアワーはその1時間に限らず、一年中、展開される必要があります。アースアワーの後も、全ての国民と企業にエネルギー節約と環境保護に積極的に取り組んでほしいです。」