ベトナム・スリランカ共同宣言

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スリランカのラニル・ウィクラマシンハ首相のベトナム訪問に当たり、両国は共同宣言を発表しました。

宣言は、ラニル・ウィクラマシンハ首相は、グエン・スアン・フック首相と会談したほか、グエン・フ・チョン共産党書記長を表敬訪問し、チャン・ダイ・クアン国家主席、グエン・ティ・キム・ガン国会議長らと会見したと明らかにしました。また、首相会談で、両首相は政治、外交分野での協力をはじめ、草の根外交を一層強化することで一致しました。

そして、国防安全保障や法律施行、国連の平和維持活動への参加に関する経験の交換、戦争後遺症の克服などでも協力を促進するとしています。さらに、地域と国際場裏で連携を強化し、アジアの平和、安定、協力、発展に向け、ASEAN=東南アジア諸国連合とSAARC=南アジア地域協力連合の結合を強めることでも合意したとしています。また、商取引額を10億ドルに引き上げると同時に両国の投資家、企業経営者に有利な条件を作り出すことで一致したとしています。

宣言で、双方は、ベトナム東部海域(南シナ海)問題について、この海域の平和・安定の維持、航行の自由を保障するという原則を強調した上で、国際法に基づいて紛争を平和的に解決することの重要性を確認しました。


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