15日、ハノイで、チン・ディン・ズン副首相はベトナムを訪問中のロシアのユーリ・ペトローヴィチ・トルトネフ副首相と会見しました。席上、ズン副首相は「ベトナムは常にロシアとの多面的な協力関係を重視している」と強調するとともに、経済、貿易、投資分野での双方の協力はそれぞれの潜在力に見合わないことから、今後、協力を促進する必要があるとの見解を示しました。
一方、トルトネフ副首相は現在、双方の商取引額はおよそ38億ドルに達しますが、2020年までに、この数字を200億ドルに引き上げるため、両国政府と企業界はさらに努力しなければならないと強調しました。また、ロシア政府は極東地域をはじめ、ロシアに進出するベトナム企業が増えていくよう希望するとしています。
他方、同日、ズン副首相は韓国土地・インフラ・交通省のChoi Jeongho副大臣と会見した際、ベトナム政府は外国企業にベトナムのインフラ整備や電気自動車組み立て分野への投資を激励すると明らかにしました。また、韓国土地・インフラ・交通省に対し、同国企業にベトナムへの投資の拡大を働きかけるよう要請しました。