3日、ハノイで、外務省のレー・ハイ・ビン報道官は、国連安全保障理事会が2日、朝鮮民主主義人民共和国の制裁に関する決議を採択したことについて記者団のインタビューに応えました。
その中で、「ベトナムの一貫した立場は、朝鮮半島での非核化や、平和・安定の維持を支持するということである」と強調しました。
また、「ベトナムは、関係各側に対し、朝鮮半島問題の平和的解決策を模索するために対話を積極的に進め、地域の平和、安定の維持に寄与するよう希望している」と語りました。さらに、「ベトナムは、国連の積極的な加盟国として、国連安全保障理事会の決議を遵守する」と強調しました。
このように語ったビン報道官はまた、中国がベトナムの東部海域で軍事化活動を進めていることに対するベトナムの反応に関し、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムは東部海域での紛争に直接関与した国として国際法、中でも1982年国連海洋法に従って、平和的措置で紛争を解決することを一貫して支持します。ベトナムは国際法、及び国連憲章を基礎に平和的措置で東部海域での合法的な利益と主権を断固として確保する決意です。国際社会はベトナムのこの立場を支持しています。」