ベトナム、国際社会と協力して海洋環境保護を行なう用意がある
13日、ニューヨークの国連本部で、IPU= 列国議会同盟と国連が共同で主催する年次議会公聴会が行なわれました。
(写真:TTXVN)
今年の公聴会のテーマは「藍色の世界・大洋の保存、惑星を守り、人々の利益の確保」をテーマとしたものです。公聴会で、ベトナムのトン・テイ・フォン国会副議長は「平和、安全保障は持続可能な発展を左右する最初の条件である。東南アジア地域で、ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海の問題を解決するため、関係各国は1982年の国連海洋法条約を始め、国際法を尊重するよう希望を表明しました。また、沿海国であるベトナムは国際海路に重要な位置にある他、気候変動と海面水位の上昇から多くの被害を受けている。ベトナムは海洋経済と環境保護に特別な関心を寄せている」と明らかにしました。
フォン国会副議長は公聴会に参加している各国に対し、「1982年の国連海洋法条約が規定する義務を果たすと共に、海域の安定と安全保障を確保し、国際法を基礎に、平和的措置で紛争を解決するよう」提案しました。一方、海と島の管理を強化する他、これに関する法律を完備するよう求めました。その他、フォン国会副議長はIPUと各国の議会に対し、今回の会議で採択された公約や提案の実施状況を常時に検査するよう提案しました。