ベトナム・日本、安全保障での協力強化

(VOVWORLD) - 日本の法執行機関の招きに応え、トー・ラム公安大臣率いる高級代表団は日本を公式訪問しています。3日、東京で、ラム大臣は自民党の小林史明副幹事長と菅義偉前首相、警察庁の露木康浩長官などと個別会見しました。
ベトナム・日本、安全保障での協力強化 - ảnh 1トー・ラム公安大臣と自民党の小林史明副幹事長=VOV

自民党の小林史明副幹事長との会見で、ラム大臣は、「ベトナム公安省は日本の関連省庁、機関と緊密に連携し、ベトナム在住日本人とベトナムに進出する日本企業の安全保障を確保し、安全保障対話メカニズムを維持し、締結済みの合意書を効果的に展開する」と強調しました。

菅義偉前首相との会見で、ラム大臣は菅前首相に対し、今後も引き続き両国間の協力強化に貢献し、その中で、国防・安全保障、経済、新世代のODA=政府開発援助の供与、サプライチェーンの多様化、裾野産業の開発に関する協力協定を中心にするよう提案しました。また、両国の法執行機関の協力やベトナム人が日本に入国するために有利な条件を提示すること、50万人にのぼる日本在留ベトナム人コミュニティの安全保障と正当な権利と利益の確保などの分野にも貢献するよう提案しました。

警察庁の露木康浩長官との会見で、双方は各レベルの訪問団の往来の強化、および次官級安全保障対話の維持、サイバーセキュリティや越境犯罪、ハイテク犯罪、麻薬犯罪対策などに関する知見の共有、ベトナム公安省と日本の警察庁との間の新たな実質的な協力メカニズムの研究における協力を促進することで一致しました。

訪問期間中、ラム大臣はJICA=国際協力機構の山田順一 副理事長とトータルセキュリティー 株式会社の社長と個別会見しました。

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