(VOVWORLD) - 17日午前、ハノイの国家会議センターで、「団結・民主主義・刷新・創造・発展」をテーマとした2024年~2029年期のベトナム祖国戦線第10回全国代表大会が厳かに開幕しました。
開会式の様子(写真:VTC News) |
開会式には、トー・ラム党書記長・国家主席、ファム・ミン・チン首相、チャン・タイン・マン国会議長、ルオン・クオン書記局常務をはじめ、人民各層、各民族、宗教、武装勢力、国外在留ベトナム人の代表1000人以上が出席しました。
会議で講演に立ったトー・ラム書記長・国家主席は次のように述べました。
(テープ)
「ベトナム祖国戦線は、これまでの成果を基に、政治的連盟としての役割を果たし、政権の政治的基盤を確立しています。また、国民大団結の精神を推進する中核組織として、党と政府、および国民を繋ぐ重要な架け橋としての役割を果たし、社会生活における国民の主体的役割を発揮し、団体や国民の合法的権利と利益を保護しています」
トー・ラム党書記長・国家主席(写真:VTC News) |
さらに、トー・ラム書記長・国家主席は、国が歴史的な転機を迎え、「前進する紀元」に入っている中で、祖国戦線とその傘下団体は全党、全軍、全国民とともに、開発目標の遂行で重要な役割を果たすべきであると強調しました。
トー・ラム書記長・国家主席はさらに、次のように語りました。
(テープ)
「祖国戦線は、人民各層や優れた個人を団結させるために傘下団体との連携を強化し、労働者階級の先駆的な役割を発揮しなければなりません。また、農民や知識人、労働者の潜在力を最大限に引き起こし、認識、思想、行動を統一させ、社会主義の目標と理想を堅持する必要があります。さらに、草の根外交を促進し、独立、主権、政治的・社会的安定を断固として守り、国家の繁栄と幸福を目指すよう求めます。そして、国民に党の方針や国家の法律政策を理解してもらい、団結して実行することを働きかけるため、宣伝・教育を推進しなければなりません。祖国戦線は党の思想の基盤を守る中核的な存在であり続ける必要があります」
祖国戦線とその傘下団体は、国民の実質的な利益や合法的な権利を守り、国民の生活をより豊かにすることを最優先課題に位置付け、祖国戦線の活動の内容や方法をさらに革新する必要があるとしています。