ベトナム観光大使になる映画『コング:スカル・アイランド』監督
ハリウッド『ゴジラ』を成功させたレジェンダリー・ピクチャーズとワーナーが再び手を組み、先頃公開された新キング・コング映画『コング:スカル・アイランド』のジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督がベトナム観光大使になりました。
ベトナム文化スポーツ観光省の決定を受けたロバーツ監督(左)
ベトナム文化スポーツ観光省の決定によりますと、ロバーツ監督はベトナム観光大使として、ベトナム観光のピーアールや促進を目指す活動に参加するということです。13日午後、ハノイで行われた決定の授与式典で、ロバーツ監督は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム文化スポーツ観光省にベトナム観光大使を任命されたことは思いがけないことであり、誇りでもあります。世界の人々に、ベトナムの国土と人々、伝統文化などを紹介する役目を果たすことは私にとって名誉です。映画『コング:スカル・アイランド』の作製中、ベトナムはとても美しい国であることがわかり、ベトナム観光大使になることは何よりの幸せです。」
在ベトナム米のオシアス大使(右)も出席
なお、スカル・アイランドは、キング・コングや恐竜、巨大昆虫などが暮らす未知の島で、岩石層が髑髏のかたちをしていることから命名され、1933年の第1作以降、続編や2005年のピーター・ジャクソン監督によるリメイク版「キング・コング」でも描かれました。
ベトナムマスメディアの注目を集めているロバーツ観光大使
この映画は多くのシーンがベトナムの北部ニンビン省、ハロン湾、中部クアンビン省で撮影され、ベトナムの山間部の壮大な美しさを表わしています。これはベトナムの自然の美しさを世界各国にピーアールするチャンスとされています。