5日、ハノイで、ハノイ情報通信局は、国際データグループIDGベトナム社と連携して、「第4次産業革命における電子政府開発、ビジョンと技術ソリューション」をテーマにしたシンポジウムを行いました。
(写真:TTXVN)
席上、「第4次産業革命において、迅速に発展している科学技術がもたらすチャンスに伴う多大な試練があることから、政府機関や、各団体、企業は、技術インフラや、データベースづくり、サイバーセキュリティ確保に力を入れる必要がある」との意見が相次ぎました。
ソフトウエアソリューション株式会社「ニャトクオン」社のレー・ズン社長は次のように語りました。
(テープ)
「電子政府づくりは多くのチャンスに恵まれています。発展事業において、ベトナムは、“近道をし、出し抜く”という方針を打ち出しましたが、世界の先進技術の利用が一番いい方法だと思います。でも、そのチャンスをどのように生かすかが重要な課題です。これは、政府や、企業、国民の力が求められます。」
国連の報告によりますと、現在、ベトナムの電子政府開発指数は、世界の193ヶ国の中で、89位にあり、2014年と比べて10ランクアップしました。また、インターネットによる公的サービスの提供に関する指数は東南アジア地域の4位にたっているということです。
一方、統計によりますと、ベトナム人口の55%以上はスマートフォンとインターネットを使用しています。こうした中、今後も、電子政府づくりは積極的に進められていくとしています。