ベトナム・韓国 2020年の貿易総額を700億ドルに
ベトナム商工省によりますと、ベトナム・韓国自由貿易協定が発効してから1年経ちましたが、2016年の両国の貿易総額は400億ドルを超えています。韓国は、ベトナムにとって、第3の貿易相手国であり、ベトナムに投資している国と地域の中で、第1位になっているとしています。
2014年に行われたベトナム・韓国自由貿易協定の交渉完了式
ベトナム商工省貿易促進局のブイ・フイ・ソン局長は次のように語りました。
(テープ)
「韓国との自由貿易協定を交渉したときにも、私たちは、その協定のメリットとデメリットについて深く分析しました。韓国はベトナムにとって大きな貿易相手国だけでなく、ベトナムへの大きな投資国でもあります。2016年は、ベトナム・韓国自由貿易協定を実施した始めての年でしたが、韓国は、投資総額の面でも投資プロジェクトの件数の面でもベトナムに投資している国と地域の中で最大の投資国となっています。これからも、この協定はさらに両国の投資と貿易関係に大きな弾みをつけるでしょう。」
このように語ったソン局長はまた、同協定により、2017年、18の品目は減税の対象となるので、2020年に、両国の貿易総額は700億ドルにのぼると予測されている」と明らかにしました。