2日、ベトナム中部クアンガイ省の沖合いにあるリーソン島で、ホアンサ諸島の部隊を偲ぶ儀式が行われました。この部隊は、リーソン島民から選ばれ、17世紀に設立され、ベトナム東部海域(南シナ海)のホアンサ諸島の開発・保護を担当するもので、「ホアンサ部隊」と呼ばれました。
儀式の風景
儀式で、クアンガイ省リーソン県アンハイ地区人民委員会のレー・ホアイ・アン委員長は、ホアンサ部隊を偲ぶ儀式はリーソン島の最も重要な祭りで、毎年行われていると明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「毎年、リーソン島の人たちは、ホアンサとチュオンサの両群島の開発・保護に貢献してきた人の恩に報いるため、ホアンサ部隊を偲ぶ儀式を行っています。かつて、先祖は、祖国の神聖な主権を守りましたが、今日の島民も、引き続きこれらの諸島で漁をしていて、祖国の神聖な主権を守っています。」
祭りでは、ボートレースが行われ、数千人の鑑賞者を引き付けました。