マカオ行政長官に終審法院前長官の岑浩輝氏が任命される 中国が指名、12月20日に就任
(VOVWORLD) - 中国の李首相は岑氏について、「国家安全の確保や経済の適度かつ多角的な発展の推進を支持する」と述べ、期待を寄せました。
岑浩輝氏(写真:THX/TTXVN) |
中国の李強首相は25日、国務院(政府)の全体会議でマカオ終審法院(最高裁)前長官の岑浩輝氏をマカオ政府のトップである行政長官に任命することを決定しました。国営通信である新華社が報じました。岑氏はマカオがポルトガルから中国に返還されて25年目となる12月20日に就任予定です。
李首相は岑氏について、「国家安全の確保や経済の適度かつ多角的な発展の推進を支持する」と述べ、期待を寄せました。
マカオの各界代表で構成される「選挙委員会」(定数400)による10月の行政長官選挙では、岑氏が唯一の候補者として立候補し、当選に必要な過半数を大幅に上回る394票を獲得しました。(産経新聞)