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シンガポールの大手銀行であるユナイテッド・オーバーシーズ銀行は先ごろ、アジア各国の企業を対象にした調査報告2016版を公表しました。報告によりますと、マレーシア企業の38%が、向こう3年ないし5年間に経営拡大を行うために、ベトナムを選びました。
マレーシアの実業家らは、ベトナムの政治的安定や、国内需要が日々増加していること、関税政策と行政手続きが簡素化されることなどを高く評価しています。また、2016年度の経済成長率が6%に達したことや、35歳以下の若い労働者が人口9千万人の6割を占めたことにより、ベトナムが魅力的な投資先に選ばれました。そして、マレーシアの各企業は、EU欧州連合、及びユーラシア経済連合との自由貿易協定が採択されれば、より多くのチャンスが作り出されるだろうとの確信を表明しました。