(VOVWORLD) 26日、ポルトガルを訪問中のファム・ビン・ミン副首相兼外相はポルトガルのアウグスト・エルネスト・サントス・シルヴァ外相と会談を行いました。
ミン副首相兼外相(左)とサントス外相 |
席上、両外相は二国関係の強化措置について討議し、双方の政治協議や外務省の連携を強化する必要があることを強調しました。
また、双方は、経済、貿易、投資など多くの分野における協力関係の強化策を提出する為、協力体制を設立する必要があること、2020年までの貿易額を現在の3億5千万ドルから10億ドルに引き上げること、国際場裏における連携を強化することで一致しました。さらに、二国間の経済協力について、2015年に調印された観光、教育養成、文化交流に関する協力合意書を実施する必要があることでも合意しました。そして、相互信頼と相互理解という精神で、双方は、共に関心を持っている国際問題について討議するとともに、ベトナム東部海域における平和、安定、航行の自由の重要性を強調し、この海域の緊張情勢に懸念を表明しました。
同日、ミン副首相兼外相は、ポルトガルのマヌエル・カルデイラ・カブラル経済大臣と会合を行いました。席上、ミン副首相兼外相は双方に対し、海洋経済、海上輸送、インフラ整備、再生可能なエネルギーなどポルトガルの得意分野で投資協力を行うよう求めました。ベトナムは、ポルトガルへの輸出を強化すると同時に、ベトナムに進出しようとするポルトガルの投資家を受け入れる用意があるしています。