中国の楊 潔篪国務委員の招きに応え、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相は今月16日から18日にかけて、ベトナム・中国二国間協力指導委員会の第10回会議を行う為に、中国の首都北京に到着しました。

16日、ミン副首相兼外相は在中国ベトナム大使館を訪れた際、両国の党、国家、国民の外交協力関係の推進に対するベトナム大使館の幹部、職員の努力を高く評価しました。また、ミン副首相兼外相はベトナム大使館が引き続き両国間の貿易、投資、観光分野での協力関係を強化すると共に、ベトナム国土のピーアールを推進してゆくよう求めました。

この機に、ベトナムの美術学校に在学する学生からなる若手画家グループは、在中国ベトナム大使館に幾つかの絵画を贈呈しました。これは、在中国ベトナム大使館が外交活動を通して、ベトナムの国土や人々、文化をピーアールすることを目指すのです。画家ダオ・リエン・フォンさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「ベトナムの美術・文化外交プログラムは、ベトナムの若手画家グループと幾人かの支援者により1ヶ月前に始動されました。これは世界各国に駐在するベトナム大使館を美化させることが狙いです。この1ヶ月間に、私たちの呼びかけに応えて、全国の画家から60点の絵画が寄せられました。」

なお、外国駐在ベトナム外交機関への絵画の贈呈は今後もベトナムの若手画家グループと外務省の連携で、幅広く展開されることになります。