23日、ハノイで、天然資源環境省の主催により、3月23日の世界気象デー記念式典が行われ、同省のチュ・ファム・ゴック・ヒェン次官、イタリアのセシリア・ピシオニ ベトナム大使、及び、各省庁や、機関、相手国などの代表らが参加しました。
今年の世界気象デーのテーマは、「雲にまつわる知識」で、気候や、天気に対する雲の役割に関するメッセージを送ることを図るものです。これに関し、ベトナム気象・水文学センターのレー・タイン・ハイ副センター長は次のように語りました。
(テープ)
「雲は水循環の重要な表れです。大気圏に発生するあらゆる現象は雲を通じて表れます。雲にまつわる知識は、天気予報の正しさの向上に役立ちます。今年、世界気象機関は新しい国際雲図鑑を発行しましたが、これは、雲観測に役立ちます。」
式典で、ヒェン次官は、気象・水文学を研究する各機関に対し、天気予報能力を高めると共に、雲にまつわる教育を進めるよう要請しました。