(VOVWORLD) - 丸紅は1991年にベトナムに進出し、これまで、ベトナムにおよそ900億円を投資し、7500人のベトナム人労働者に雇用を創出してきました。
(写真:VNA) |
13日、ハノイで、ファム・ミン・チン首相はベトナムを訪問中の丸紅の柿木真澄(かきのき・ますみ)社長と会見しました。席上、チン首相は、丸紅を含む日本企業がベトナムへの投資を強化していくことへの希望を表明しました。
チン首相によりますと、ベトナム経済は多くの困難に直面していますが、積極的な回復を見せています。マクロ経済の安定が維持されていることや、インフレが抑制されていること、成長が維持されていることなどはその証です。これらは日系企業にとって有利な条件であるとしています。
一方、柿木社長は丸紅のベトナムでの事業活動を紹介しました。これによりますと、丸紅は1991年にベトナムに進出しました。これまで、同社はベトナムにおよそ900億円を投資し、7500人のベトナム人労働者に雇用を創出してきました。現在、丸紅は火力発電や、工業、食品加工、紡績縫製などに注力していますが、今後、エネルギーや、加工業、輸出、インフラ整備などの分野に投資を拡大させる予定であるということです。