フランス大統領選挙の投票まであと3週間です。急速に支持を拡大している無所属のマクロン候補（39）が大規模な集会を開きました。


オランド大統領のもとで経済相を務めたマクロン候補は、EU＝欧州連合の再活性化などを公約に掲げ、無所属で立候補しました。数カ月前までは有力視されていませんでしたが、EUからの離脱を目指す極右政党「国民戦線」のルペン党首（48）の人気が高まるなか、それに危機感を持ったEU残留派の有権者を中心に急速に支持が拡大し、最新の世論調査では支持率トップに躍り出ました。
無所属・マクロン候補：「真の愛国者とはフランスが強くなることを望んでいる。欧州のなかで他の国にもっと門戸を開き、世界を見据えていこう」
マクロン候補が勝利した場合、既成政党以外から初めての大統領となるほか、最年少の大統領が誕生することになります。投票は23日に行われます。