(VOVWORLD) -ズオン局長は「この報告書はWEFが決定した多くの指数や基準を基礎にしたため、ベトナムの準備作業を全面的に評価することはできない。その一方、報告書で出されたいくつかの指数には実際と隔たりがある」と明らかにしました。
記者会見の様子 |
10日、ハノイで、科学技術省は2018年第一四半期の定例記者会見を行いました。記者会見で注目を集めた内容の一つは最近WEF=世界経済フォーラムが「製造業の未来への準備」と題する報告書を発表し、その中で、ベトナムが第四時産業革命への準備を整っていない国々の一つと指摘しているということです。
これに関して、科学技術省所属ハイテク局のダム・バック・ズオン局長は「WEFの報告書を基礎に、ベトナムが第四次産業革命への準備を整えているかどうかを判断できない」とした上で、マスメディアに対し、この件に関して、より正確な見方を示すよう求めました。ズオン局長は「この報告書はWEFが独自に定めた多くの指数や基準を基礎にしたため、ベトナムの準備作業を全面的に評定することはできない。その一方、報告書で出されたいくつかの指数には実際と隔たりがある」と明らかにしました。
ベトナムにおける第四次産業革命の展開に関して、ズオン局長は今年末、政府はこの件に関する決議を発布するため、現在、科学技術省は第四次産業革命に関する提案を作成している。また、科学技術省は「第四次産業革命に関する国家レベルの重点的科学技術」というプログラムを作成しており、その中で、企業が第4次産業革命への補助センターとなると明らかにしました。ズオン局長は次のように語りました。
(テープ)
「現在、私たちは科学者、企業、団体、部門、機関と連携して、プログラムの作成を急いでいます。今後、このプログラムの作成の進捗度について首相に報告します。企業は第4次産業革命の中心的役割を担うとしています。」