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【共同】イタリア下院は13日、12日に発足したジェンティローニ新政権に対する信任投票を行い、賛成多数で信任しました。新政権は4日の国民投票での敗北を受けて退陣したレンツィ前政権の連立枠組みを引き継ぎ、閣僚の大半が留任しています。主要野党は反発し、投票をボイコットしました。14日には上院でも信任投票が行われます。
主要野党の新興政治組織「五つ星運動」は前政権と代わり映えしない新政権を「正直な市民の敵」と非難し、直ちに総選挙を実施するよう主張しています。国民の政治不信を追い風に支持を伸ばす五つ星は、次の総選挙で躍進が見込まれます。