(写真:TTXVN)
21日夜、北部フートゥ省ハー・ホア県にあるアウコー(Au Co:嫗姫)神社で、アウコー礼拝信仰を国の無形文化遺産として認定する式典が行なわれました。
伝説によりますと、アウコーはベトナム建国の祖フン王の母親とされています。フートー省ハー・ホア県にあるアウコー神社でアウコー礼拝儀式は様々な形式により執り行われますが、最も大規模な儀式は毎年旧暦7日から9日にかけて行われたアウコー神社の祭りです。アウコー礼拝信仰を国の無形文化遺産として認定することは心霊的な意義があり、フートゥ省におけるフン王を偲ぶ礼拝信仰を豊かにするものです。
式典で、フートゥ省人民委員会のハー・ケー・サン副委員長はハー・ホア県に対し、同省の文化スポーツ観光局と協力して、これらの遺産の維持保存のため、具体的な対策を取るよう求めました。具体的に、遺産の価値に対する共同体の認識向上の為の宣伝啓蒙、アウコー神社の管理と修復などを行ないます。