4月4日の国際地雷デーに当たり、4日、ベトナム中部クアンナム省で、同省はホーチミン共産青年同盟と協力して、国際地雷デーを記念する集会を開きました。
地雷・不発弾の展示会を見ているビン次官
集会で、国防省のグエン・チ・ビン次官は、戦争終結以来、地雷と不発弾による死者は4万人で、負傷者は6万人にのぼっていると明らかにしました。そして、党と国家は、地雷・不発弾の除去や被害者への支援などを通じて地雷・不発弾対策に特別な関心を払っていると強調し、ビン次官は次のように語りました。
(テープ)
「もし1年で3万ヘクタールの地雷・不発弾を除去してゆけば、全国各地の地雷・不発弾を除去するには100年かかります。より速いスピードで進めたとしてもれば、80年、特に50年になる可能性があります。しかし、政府は、20年後、ベトナム全国、特に居住地で地雷・不発弾を基本的に除去するという目標を打ち出しています。」
この機に、ビン次官は、30人の地雷被害者にプレゼントを手渡しました。