外務省の定例記者会見


外務省の定例記者会見 - ảnh 1
外務省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官


20日行われた外務省の定例記者会見で、ASEAN=東南アジア諸国連合と中国が来る5月、ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海に適用するCOC=海上行動規範に関する枠組み交渉を開始するという情報に関するベトナムの立場について、ベトナム外務省のレ・ティ・トゥ・ハン( Le Thi Thu Hang) 報道官は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナム東部海域の平和、安定、航行と航海の安全保障は各国に利益をもたらします。これを基に、ASEAN加盟諸国と中国は常に法的拘束力を持って、この海域の平和、安定、航行と航海の安全保障の確保を効果的に支援する行動規範を早期に作成することで一致しています。また、この行動規範は1982年の国連海洋法条約を始め、国際法を基礎に、紛争を平和的措置で解決することに有利な条件を作り出すものです。ASEANの積極的で責任があるメンバーとして、ベトナムは他の加盟国、及び、中国と協力して、この交渉の促進のため、全力を尽くしています」

4月18日、オランダのデン・ハーグにある国際司法裁判所 がアメリカの製薬・化学会社モンサント社はベトナム環境を壊滅させ、ベトナムに被害をもたらしたという結論を下したことに関して、ハン報道官は「ベトナムはこの結論を歓迎した。これはかつての戦争中にアメリカ軍がベトナムに散布した枯葉剤の後遺症に関する客観的な事実である。戦争が終結して40年が経過しましたが、その後遺症はまだ深刻である。ベトナムはモンサント社が国際司法裁判所の結論を尊重し、枯葉剤の後遺症を解決するため、適切な行動をとるよう提案している」と明らかにしました。

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