フック首相（左）とトランプ大統領

現地時間の5月31日午後、首都ワシントンで、アメリカを訪問中のグェン・スアン・フック首相はトランプ大統領と会談を行いました。

席上、トランプ大統領は、ベトナムとアメリカとの関係、及び、地域におけるベトナムとASEAN=東南アジア諸国連合の役割を重視していることを強調しました。

一方、フック首相は「ベトナムは、アメリカとの全面的なパートナーシップを重視している」と明らかにすると共に、アジア太平洋地域に対するトランプ大統領政権の政策を高く評価しました。会談で、両指導者は、引き続き安定的かつ長期的な両国関係を発展させてゆくことを公約しました。

さらに、双方は、ベトナム東部海域における航行の自由の重要性を強調すると共に、国際法に従ってあらゆる紛争を平和措置で解決することで一致しました。

また、フック首相とトランプ大統領は、朝鮮半島の非核化への支持を強調すると同時に、関連各側に国連安全保障理事会の関連決議を厳粛に実現するよう求めました。

なお、会談後、双方は、ベトナム・アメリカ関係に関する共同声明を発表しました。