対ヒズボラ念頭…イスラエル、新たな対空防衛システムを配備
(共同)イスラエル国防省は2日、対空防衛システム「デービッドスリング」を実戦配備したと発表した。AP通信などが伝えました。同システムは、敵対するレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラなどからの攻撃を念頭に置いているとされます。
(写真:wikipedia.org)
ネタニヤフ首相は配備式典で「われわれを攻撃しようとする者は逆に攻撃を受け、われわれの存在を脅かす者はその存在を危険にさらすことになるだろう」と主張しました。
イスラエルは既に対空防衛システムとして、パレスチナ自治区ガザからのロケット弾攻撃を想定した「アイアンドーム」と、イランの弾道ミサイルを念頭に置いた「アローミサイル」を配備しています。デービッドスリングはその中間の射程のミサイルが迎撃対象となります。