(VOVWORLD) -情報通信省のグエン・マイン・フン大臣は「新しい土地を開発するように、サイバー空間は国の発展に余地を作り出す」と明らかにしました。
第13回党大会の文献を討議した際、党大会に参加している多くの代表は「2045年をめどに、ベトナムが高所得国の仲間入りするため、資本と労働力に依拠するという従来の経済発展パターンを続けることなく、科学技術を基礎にした知的経済、、インベンション・イノベーションの促進、第4次産業革命を推進しなければならない」との見解を明らかにしました。
情報通信省のグエン・マイン・フン大臣(写真:dangcongsan.vn) |
情報通信省のグエン・マイン・フン大臣は「新しい土地を開発するように、サイバー空間は国の発展に余地を作り出す」と明らかにすると共に、4つの突破口となる対策を打ち出し、その中で、最も重要な対策は「メイクinベトナム」というプログラムを実施し、国際社会に参入できるベトナムのデジタル技術企業の設立を目指すと強調しました。フン大臣は次のように語りました。
(テープ)
「デジタル技術に携わっている企業の数が多くあるベトナムはデジタルサービスと製品を生産するため、有利な条件に恵まれています。情報通信省は今後、加工と組み立てから製品開発への転換する目標を掲げています。「メイクinベトナム」というプログラムの主要目標は5G設備やIoT=モノのインターネット、スマーフォンなどデジタル化を行うための事業を行うということです。
ベンチエ省党委員会のフアン・バン・マイ委員長
(写真:dangcongsan.vn)
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一方、南部ベンチエ省党委員会のフアン・バン・マイ(Phan Van Mai)委員長は「南部メコンデルタ地域の持続的な発展と気候変動対応のため、地域の潜在力を活用する」をテーマとした発表を行い、次のように語りました。
(テープ)
「気候変動がもたらす試練をチャンスにして、水産物の養殖や水揚げ、水産物の加工など海洋経済を集中的にを行うと共に再生可能なエネルギの開発、輸送、貿易、サービスなどを発展させ、南部メコンデルタの発展に新しい空間を作り出す必要があります。」
国の発展事業に浮上している課題の一つは経済を急速に発展させながらも、各地方間の貧富格差を縮小するためどうすればよいかということです。これに関して、中部高原地帯テイグェン地方コントゥム省党委員会のア・ポット(A Pot)副委員長は次のように語りました。
(テープ)
「コントゥム省は少数民族の従来の立ち遅れた考え方と仕事のやり方を変化させ、少数民族の人々が貧困状態から脱出させ、ひいては、地元の経済社会発展に基盤を作り出します。その他、少数民族居住地で政治的安定と国防・安全保障、治安秩序を確保し、民族大団結を強化することに取り組みます」