(VOVWORLD) - 15日午前、ハノイで開催中のベトナム国会は、教育法改正案について討議を行いました。この改正案は、全面的な教育改革を促進するという党と国家の方針を具体化させるものとなります。
ベトナム国会 |
南部ビンズオン省選出のチャン・ヴァン・ナム国会議員は、教育の対象・目標・内容・方法という4本柱に基づいてベトナム教育の哲学を構築する必要があると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「これから出される政策は、これらの柱に応えると共に、時代の要求にも対応しなければなりません。教育の結果は、民族の繁栄を決める人間ですから、教育の使命は、時代遅れの思想を壊すことです。そのため、人類と民族の最もよいことをこの改正案に取り入れて欲しいです。教育の全面的な改革を目指すことから、第4次産業革命の要求に応えられるような改正が求められます。」
一方、ホーチミン市選出のヴァン・ティ・バック・トゥイエト議員は、教育法の最大目標はだれもが教育を受けられることであると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「現在、教育への社会全体のリソース動員事業が大都市でよく進められていますが、僻地などではまだ進んでいません。僻地で私立学校の建設に民間セクターを奨励するためにはより優遇的な政策を実施するのが重要です。」