(VOVWORLD) -3日午前、新型コロナウイルス感染症予防対策国家指導委員会の副委員長であるブ・ドゥック・ダム副首相は、新型コロナウイルスの効果的対応総合戦略を討議する会合を主宰しました。
席上、多くの専門家らは、「新型コロナウイルスの多量で、各種類のワクチンがベトナムに到着していることから、保健省は、出来る限りワクチン接種を迅速に実施するために、それぞれの地方、特に、疫病が複雑に推移している西部と中部テイグエン地方に合理的に配分する必要がある」と訴えました。一方、ダム副首相は、「ワクチン接種を受ける人の割合が増加するまでに、新型コロナウイルスの効果的対応総合戦略は新たな措置で実施される。そこで、現段階では、感染地域の特定、隔離などに関する措置は柔軟にとられる必要がある」と強調しました。
また、生徒の学校復帰について、ダム副首相は次のように語りました。
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「生徒たちが、長い間にオンライン授業をすることは、子どもの発育障害に繋がることから、私たちは生徒の学校復帰を考えています。原則的では、14日間連続してコミュニティ内に新型コロナの感染症例がない低リスク地域のグリーンゾーンでは、生徒が学校に復帰することが出来ます。各地方は、出来る限り生徒の学校復帰に取り組んでいます。現在、世界保健機関は、12歳~17歳までの子どもを対象にしたワクチン接種を勧告しましたが、12歳以下の子どもにはいまだ手ほどきを出していません。ベトナムは、世界保健機関の勧告に従って、子どもへのワクチン接種を早期に実施する方針です。」