(VOVWORLD) -この数日、日本のメディアはベトナムのボー・バン・トゥオン国家主席夫妻による日本訪問を幅広く伝えています。
28日付の英字新聞ジャパンタイムズは、「ベトナムと日本が両国関係を『包括的戦略的パートナーシップ』に格上げすることで一致したことにより、日本は中国、ロシア、韓国、インド、およびアメリカとともに、ベトナムにとって上位の相手国になる」と報じました。また、「日本とベトナムは以前から、緊密な経済関係を結んでいる。日本はベトナムの最大ODA政府開発援助供与国である。現在、日本に在住しているベトナム人コミュニティは、52 万人を超えており、日本で2番目に大きな外国人コミュニティとなっている」と伝えました。
一方、28日付のジャパン・ニューズは、「多くの国は『全方位外交政策』を掲げているベトナムに接近している傾向にある。日本もこの傾向をつかみたい意欲がある」と確認しました。
他方、28日付の毎日新聞や、読売新聞、時事通信は、天皇皇后両陛下とトゥオン国家主席夫妻との会見に関する情報を伝え、その中で、『歴史の長い日越関係が今回の国家主席の訪日によってさらに発展していくことを期待する』という天皇陛下のご発言を引用しました。