(VOVWORLD) - フック首相は「アジアが国際統合を推進している」と述べ、保護主義に対抗してアジアが自由貿易をけん引する意義を強調しました。
フック首相(右)と日本大手企業の代表との円卓会議 |
5日付の日本のジャパンタイムズ は、ベトナムのグェン・スアン・フック首相の日本訪問に関するニュースを伝えています。
「ベトナム首相による日本訪問」をタイトルにした記事の中で、「日本政府の招きに応え、ベトナムのグェン・スアン・フック首相は6月6日から8日にかけて、日本を公式訪問する。フック首相には多くの大臣、次官、国会議員、各地方の指導者、及び100社の企業経営者が同行しており、過去最多である。これは、日本との関係強化に関するベトナム側の期待を示している。現在、日本は、ベトナムの第2位の投資国であり、ベトナムを訪れる旅行者数が多い国の中で第3位に立っており、ベトナムにとって第4位の貿易相手国である」と報じています。
この訪問に当たり、フック首相は日本経済新聞社の招きに応えて、5日午前、東京都内のホテルで開幕した第23回国際交流会議「アジアの未来」で、基調講演を行い、その中で、フック首相は「アジアが国際統合を推進している」と述べ、保護主義に対抗してアジアが自由貿易をけん引する意義を強調しました。