日本の安倍晋三首相は4月下旬にロシアを訪問し、プーチン大統領と会談する方向で調整に入りました。昨年12月の大統領来日時に合意した北方領土での共同経済活動に関する協議の加速を確認し、領土問題を含む平和条約締結交渉の進展につなげたい考えです。
(写真:
AFP/TTXVN)
安倍、プーチン両氏による首脳会談は通算17回目となります。首相訪ロは、山口県での首脳会談の際に大統領が招待し、首相は領土問題進展の機運を高めるため、今年前半に実現したいとの意向を示していました。
共同経済活動をめぐる調整では、日ロ双方の法的立場を害さない「特別な制度」の創設が焦点となります。