日米韓が朝鮮めぐる6者協議の首席会合


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左から、ジョセフ・ユン朝鮮担当特別代表、金杉憲治アジア大洋州局長、金烘均・朝鮮半島平和交渉本部長
(写真:EPA/TTXVN)

日米韓の政府高官は25日、朝鮮民主主義人民共和国の核問題を巡る6カ国協議の首席代表会合を都内で開きました。会合は午前中いっぱい続く見通しです。中国の代表も同日に来日し、外務省高官と会談します。

会合には日本の外務省の金杉憲治アジア大洋州局長、アメリカ国務省のジョセフ・ユン朝鮮担当特別代表、韓国外務省の金烘均・朝鮮半島平和交渉本部長が出席しています。菅義偉官房長官は閣議後の会見で、日米韓の連係のあり方を議論し、しっかり政策を擦り合わせたい」と語りました。

6カ国協議の議長を務める中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表も同日、外務省高官と別途会談します。菅官房長官は「日中の連携のあり方を議論したい」と述べました。

朝鮮は朝鮮人民軍創建85年に当たる25日に合わせ、核実験などに踏み切る可能性があります。日米韓は警戒を強めるとともに、連携して圧力をかけています。アメリカ空母カール・ビンソンは海上自衛隊、韓国海軍との共同訓練をこなし、近く日本海に配備される見込みです。

アメリカのトランプ大統領は24日、日本の安倍晋三首相、中国の習近平国家主席とそれぞれ電話で会談し、朝鮮への対応について協議しました。

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