(VOVWORLD) -ビン長官は「ベトナムは民事法、刑事法、刑事訴訟法などの改正・完備において、日本の経験を参考にし、学ぶことができるようになった」と明らかにしました。
3日から9日にかけて、ベトナム最高人民裁判所のグェン・ホア・ビン長官は日本を訪問しています。この機に、ビン長官は日本の最高裁判所の大谷 直人長官、および、山下貴司 法務大臣と個別会見を行いました。
大谷長官との会見で、ビン長官は、日本裁判所の協力と支援を高く評価し、「ベトナムは民事法、刑事法、刑事訴訟法などの改正・完備において、日本の経験を参考にし、学ぶことができるようになった」と明らかにしました。
一方、山下法務大臣との会見で、ビン長官は、「司法分野における日本とベトナムとの協力はベトナムの司法改革に大きく貢献してきた」と強調した上で、「2013年、ベトナム憲法が改正された。
また、同憲法に見合うように刑事法、刑事訴訟法も改正された。日本はそのプロセスを支援してきた」と語りました。