21日、ハノイで、在ベトナム・ヨーロッパ商工会議所は記者団との会合を行い、ベトナムで活動しているヨーロッパの企業の9割は、ベトナムへの進出を維持、または、強化する方針であると明らかにしました。同会議所の調査によりますと、ベトナムで活動しているヨーロッパ企業の76%は2017年の経営展望を楽観視し、56%は事業を拡大しようとしているとしています。
在ベトナム・ヨーロッパ商工会議所のトリンハ広報担当者は、同会議所は現在、ベトナムに進出しようとするヨーロッパの中小企業を支援する2件のプロジェクトを展開しており、今年はベトナム中部に投資しようとするヨーロッパの企業に集中的に支援すると明らかにしました。また、ベトナム・EU自由貿易協定はベトナムでのヨーロッパ企業の活動に大きな便宜を図るであろうとの考えを示しました。