（写真：KTDT）

また、民家200軒が倒壊、３万軒以上が冠水し、その中で、2000戸が緊急避難せざるを得ません。さらに、5万ヘクタールの農産物生産地が収穫不可能になると同時に、複数の交通・水利施設が破壊されました。最も深刻な被害を受けた地方は北部山岳地帯のホアビン省や、イェンバイ省、中部タインホア省としています。こうした中、被災者支援運動が全国に広がっています。

１３日、グェン・スアン・フック首相、ファム・ビン・ミン副首相兼外相、ブオン・デイン・フエ副首相、チン・ディン・ズン副首相、ブー・ドゥク・ダム副首相らは被災者支援運動をスタートさせる式典に参加しました。

一方、14日、党中央検査委員会委員長や、祖国戦線議長など党や、国家、各団体の指導者らは各被災地を視察し、被害克服作業を直接指導しています。祖国戦線中央委員会は、ホアビン省の被災者に10億ドンを支援するほか、土砂崩れにより死亡した同省タンラック県フークオン村の4人の住民の遺族に1億ドンの義捐金を手渡しました。