9月2日の独立71周年にあたり、8月31日、ハノイで、グエン・スアン・フック首相夫妻は各国大使や国際組織ベトナム事務所の所長らのレセプションを開きました。グエン・フ・チョン共産党書記長、チャン・ダイ・クアン国家主席、グエン・ティ・キム・ガン国会議長が参加しました。

席上、フック首相は「ベトナムは独立、自主、平和、協力、国際関係の多様化、全方位外交政策を堅持し、国際社会の責任感のあるメンバーになれるよう尽力している」と強調しました。


また、近隣諸国をはじめ、世界各国との友好協力関係を促進し、ASEAN共同体の団結や健全化に向け加盟諸国と力を合わせるとともに国際法に従って、紛争を平和的措置で解決すること、地域の平和、安定を維持することに積極的に貢献するとしています。フック首相は次のように語りました。

（テープ）

「皆さんは各国、国際組織の代表として各民族間の友好関係を緊密化し、世界の平和、繁栄、発展に尽くしていくよう希望します。また、皆さんとご家族はベトナム滞在中、素晴らしい期間を過ごし、ベトナムの国土と人々に深い印象を受けることを信じています。」

一方、外交団団長のエル・フセイン・ファルダニ氏は次のように話しています。

（テープ）

「この30年間にわたるベトナムの経済社会発展事業は発展途上諸国にとって経験でありながら、原動力となるでしょう。ベトナムは独立、国際関係の多様化、全方位の外交政策を堅持することで、地域と世界の平和、安定の維持に積極的な役割を果たしています。」

同日夜、ホーチミン市党委員会と人民委員会は同市駐在各国の総領事館や経済・貿易・文化代表事務所、外国企業協会、非政府組織の代表らとの集いを行いました。