ドイツのメルケル首相は30日、ドイツ北部ハンブルクで7月に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議の準備の一環でサウジアラビアを訪れ、西部ジッダの王宮でサルマン国王と会談しました。国営サウジ通信(SPA)が伝えました。
ドイツ当局者は訪問に先立ち「化石燃料への依存を減らし経済の多様化に努めるサウジをドイツは支援できる」と強調しました。会談に際し協力関係強化の合意が次々調印されました。
また、朝鮮民主主義人民共和国とロシアの間では、貨客船マンギョンボン(万景峰)号を使った定期航路が近く開設される見通しとなるなど、経済的な結びつきが維持されており、朝鮮民主主義人民共和国としては、みずからの核・ミサイル開発をめぐってアメリカと中国が連携する動きをけん制する狙いがあると見られます。