10日夜、中部高原地帯ダクラク省、ブオンマトート市で「森林の精華を結晶」と題する第5回ブオンマトートコーヒー祭りが開幕し、地元のコーヒーのピーアールや国際市場におけるベトナムコーヒーの地位を確立することが狙いです。また、この祭りはベトナムコーヒー部門の着実な発展に向け、投資、貿易振興やコーヒーの生産、加工の質の向上、輸出の促進に有利な条件を作り出すものでもあります。
開会式でテイグエン指導委員会委員長を務めるチャン・ダイ・クアン公安相は次のように語りました。
(テープ)
「テイグエン地方の各省は中央各省庁、中でも農業農村開発省と協力し、コーヒー栽培面積の開発計画を作成すると同時に苗木の質的向上やコーヒー栽培、生産、加工への先進的な技術の導入に取り組む必要があります。また、コーヒー生産国の経験を学び、消費市場の開拓を進めなければなりません。」
なお、祭りは12日まで開催され、コーヒー展示会、見本市、テイグエン地方の銅鑼とシンバルの演奏、コーヒーの展望に関するシンポジウム、木像の彫刻など様々な活動が行なわれるとしています。