米NYのフランス総領事館近くに不審車両、数十人が一時退避
在ニューヨーク仏総領事館=nydailynews
フランス大統領選の在外投票が行われていたアメリカニューヨークのフランス総領事館で22日、爆発物の脅威があるとして数十人が屋外に一時退避しました。当局が明らかにしました。
フランスのアン・クレア・ルジョンドル総領事は、不審な車両が見つかったため警察がニューヨーク5番街にあるフランス総領事館からの退避を命じたと述べました。
午後5時(日本時間23日午前6時)ごろ、総領事館の中にいた数十人が歩道に出され、警察が車両を調べました。総領事館の広報によりますと、退避は約50分で解除され、午後7時まで行われることになっていた投票も再開されたということです。
ニューヨーク州、ニュージャージー州、コネティカット州に住むフランス人、約2万8500人がこの領事館で在外投票登録をしています。
フランスの首都パリのシャンゼリゼ通りで今月20日に男が警官3人を殺傷する事件が起きたことを受け、全アメリカのフランス在外投票所で安全対策が強化されていました。(AFP)