(VOVWORLD) -全米各地の病院で、新型コロナウイルスの新たな変異種・オミクロン株の蔓延に伴い、入院件数が増加の一途を辿っています。
(写真:THX/TTXVN) |
カタール国営衛星通信アルジャジーラによりますと、8日土曜には全米各地で90万人以上がコロナに感染し、また感染者2315人が死亡しました。
アメリカの衛生当局は、「現在、ワクチン接種義務年齢に達していない5歳以下の子どもが多数、入院してきている。しかも、そうした病院の多くは医療スタッフの不足に直面している」として警告しています。
CDC米疾病予防管理センターの報告によりますと、現時点でアメリカの総人口のおよそ62%がワクチン接種を受けています。
このうち、接種を完了しているのは成人全体の33%で、彼らは3回目の追加接種も受けています。
最新のデータによりますと、アメリカではこれまでに累計で6000万人以上がコロナに感染し、またコロナ危機発生当初から通算して少なくとも85万8000人がコロナ感染により死亡しており、これらはいずれも世界最多となっています。(parstoday.com)