［ロイター］ - 欧州連合（ＥＵ）のモゲリーニ外交安全保障上級代表は２０日、トランプ米政権が提案している海外援助の大機規模削減に懸念を示し、実施されれば世界の多くの地域で安定が損なわれ、米国の安全保障に打撃を与えることになると述べました。

（写真：AFP/TTXVN）

トランプ大統領は国務省予算の２８％削減を提案しました。これにより、海外や国連向けの援助が大幅に減額されることになります。

モゲリーニ氏はまた、トランプ氏が激しく批判している２０１５年のイラン核合意を擁護し、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）は核開発中止に向けた基準をイランが順守していることをこれまでに５回確認していると強調しました。核兵器開発の阻止に「他の手段はない」と言明し、再交渉の可能性を否定しました。