米専門家、医療分野におけるベトナムの管理能力を評価
先ごろ、アメリカのシンクタンク「ブルッキングス研究所」は、医療・健康分野での管理能力や、医療研究開発における私的投資の促進に関する報告書を発表しました。
この報告書は、発展途上18カ国で行われた調査結果に基づいて出され、これによりますと、ベトナムは、健康保護分野における管理能力で1位に立っています。次いで、南アフリカや、中国、ガーナ、フィリピン、インドネシアなどの順となっています。
報告書発表式に共同主催者として出席したベトナムのファム・クアンビンアメリカ大使は、「ベトナムはブルッキングス研究所の研究結果を重視している」と確認した上で、「ベトナムは国民の健康ケアーを最優先課題として見なしており、医療分野の管理や、財源確保などを重視している」と明らかにしました。
また、「ベトナム政府は医療分野の社会化を進め、アメリカの政府や、民間セクターとの協力を含めた医療分野での国際協力の強化を支持している」と強調しました。