「越・ロ関係展望」シンポジウム

(VOVWORLD) -ベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席によるベラルーシ公式訪問に合わせて、26日、ロシアの首都モスクワで、ロシア科学アカデミー東洋学研究所は「ロシア・ベトナム関係の現状と展望」をテーマにしたシンポジウムを開催しました。
「越・ロ関係展望」シンポジウム - ảnh 1シンポジウムの光景 =Quang Vinh/Vietnam+

席上、専門家らは、政治、経済、軍事科学などの分野におけるベトナムとロシアとの関係について討論した上で、両国の全面的な戦略的パートナーシップの推進に向けた意見を提出しました。ロシア科学アカデミーの研究者Evgheny Kobelev氏は「ロシアとベトナムとの関係は、ロシアの対アジア政策の中で優先課題の一つである」と明らかにすると共に「政治、外交分野における両国の戦略的パートナシップは目立っている。両国には国際問題に関する複数の共通点がある」と強調しました。

一方、ロシア科学アカデミー東洋学研究所に属するベトナム・ASEAN研究センターのウラディミル・マジリンセンター長は「2016年10月に発効されたベトナムとユーラシア経済連合との自由貿易協定はベトナムとロシアとの貿易と投資活動の円滑化に繋がっている」と強調しました。

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