21日午前、ハノイで、グエン・ティ・キム・ガン国会議長はベトナムを訪問中のロシアのワレンチナ・イワノヴナ・マトヴィエンコ上院議長と会談しました。席上、ガン議長は「ベトナムはロシアとの全面的かつ戦略的パートナーシップの強化、発展を重視している」と強調するとともに、両国議会、地方、省庁間の協力を強化したい意向を表明しました。
一方、マトヴィエンコ上院議長は「ロシアは両国議会の友好と協力関係やIPU=列国議会同盟などでの行動協調を強化したい。また、投資、貿易分野での協力発展を重視する」と強調しました。会談後の記者会見で、ガン議長は両国関係を発展させる余地が大きいとの見解を示し、次のように語りました。
(テープ)
「我々は議会とその各機関の訪問団の交換を促進し、双方の友好議員グループの活動に有利な条件を作り出すことで合意しました。双方は締結した協力合意書の実施を促進、監視すると同時に、両国の政府、地方、企業間の交流や相互理解の強化を支持します。」
一方、マトヴィエンコ議長は次のように強調しています。
(テープ)
「私たちは友好議員グループに対し、未完成文書の点検、処理を委託しました。また、両国の地方間の協力関係を強化するよう力を尽くしています。」
なお、これに先立ち、マトヴィエンコ議長はホーチミン廟を訪れ、花輪を奉げました。