(VOVWORLD) -17日午前、ハノイで、労働傷病軍人社会事業省はJICA=国際協力機構、および、日本の株式会社シンテックスと協力して、ベトナムにおける身体障がい者と高齢者向けのいす式階段昇降機、段差解消機の製造の考察という座談会を行いました。
座談会の様子(写真:giadinhvatreem.vn) |
座談会で、労働傷病軍人社会事業省所属国際協力局のカオ・テイ・タイン・トゥイ副局長は「ベトナムの身体障がい者の往来に便宜を図るため、労働傷病軍人社会事業省はJICA=国際協力機構、および、日本の株式会社シンテックスと協力して、ベトナムにおける身体障がい者と高齢者向けのいす式階段昇降機、段差解消機の製造の考察プロジェクトを実施する」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「現在、ベトナムの人口の8%は身体障がい者であることから、これらの人々の権利を保護し、彼らが社会共同体に溶け込むため、私たちは身体障がい者と高齢者向けのいす式階段昇降機、段差解消機の製造を検討しています」
今年11月から来年3月にかけて、リハビリテーション病院、ハノイオペラハウス、ハノイ駅などでいす式階段昇降機、段差解消機を試験的に設置する計画があります。その後、ベトナムで、これらの設備を生産する計画があります。